ネギアレルギーの症状とは

ネギアレルギーの症状とは

ネギはビタミンが豊富で、主成分の硫化アリル(アリシン)が持つ強力な殺菌・抗菌作用は、風邪をひいた時や初期症状に効果を発揮することで知られています。身体に良い食品のイメージが定着しているネギですが、ごく稀にアレルギー症状を引き起こすことがあります。アレルギーの原因や症状、注意点などをご紹介していきましょう。

 

ネギアレルギーを引き起こす原因

ネギや玉ねぎ、ニンニクの主成分でもある硫化アリルは、強力な殺菌・抗菌作用、血行促進、優れた抗酸化作用があるほか、ビタミンB1の吸収促進や持続させる効果があるため、疲労回復やイライラ、ストレスの解消など、肉体面・精神面ともに効果が高いことで知られています。一方で、ネギアレルギーを引き起こす原因は、硫化プロピルという硫化アリルの成分の一種です。

 

硫化プロピルは辛味成分で、生の白ネギの軟白部や生玉ねぎに含まれています。硫化プロピルは揮発性があるため、食事だけでなく、呼吸でも簡単に体内に取り込まれます。

 

ネギアレルギーの症状

ネギアレルギーは重度になると、頭痛、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、発熱などのほか、触った肌部分の痒み、喉の腫れや痒みを引き起こします。症状の継続時間は人により異なりますが、数時間から数日間で治まるようです。数時間経っても症状が治まらない場合は、放っておかず、早めに内科で受診しましょう。

 

ネギアレルギーの注意点と対策

ネギアレルギーの原因である硫化プロピルは、熱を加えることでアレルギーを引き起こさないトリスルフィドへと変化するため、必ず加熱されたものを食べるようにしましょう。万が一、加熱しても症状が見られる場合は、加熱しても変化しないジアリルジスルフィド(二硫化アリル)に対しアレルギー反応を起こしている可能性があります。

 

動物と異なり消化酵素を持つ人間は、一定量であればジアリルジスルフィドの摂取は問題ないのですが、その人の体調や消化酵素の量によってアレルギー反応が出ることが稀にあるようです。加熱しても症状が出る場合は、ネギ自体の摂取を控えるのが賢明でしょう。

 
ネギに対してアレルギー反応が出た場合は、調理法に気を付けることで防げますが、外食の場合は注意が必要です。あまり知られていないアレルギーですが、予め店員にネギアレルギーであることを伝えておくことで、一大事になることを回避できるでしょう。

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